『お買い物の本能で広告をつくる。』 という本の装丁をやらせていただきました。 Depart.の代表でクリエイティブ・ディレクターの高橋宏之さんの本です。 渋谷ヒカリエのクリスマスなどご一緒させて頂いたご縁で、お話いただきました。 中身はとても面白くて、高橋さんが伊勢丹出身でその視点で広告を作っているお話。 あの流行をつくりだす伊勢丹で、お客さんが何をかごに入れていくかを毎日見ていた人が CDになり、広告を同じ視点でつくっていく行程が書かれています。 なんとも面白い経歴。 そして、やさしく笑顔になる本です。 装丁のイラストは、わたなべろみさんにお願いしました。かわいいイラスト。 もともと広告本っぽくない装丁にしようと思っていましたが、 (そういう意図もあり、わたしにお話頂いたのだとも思いましたし 笑) 最初はファッションの伊勢丹ということもあり、 もっと理性的で知的なもので、モノよりの発想でいこうかと。 でも、内容を全部読み終わり感じたのは、理性的な部分で広告を作るのではなく、 買い物をするパッションを感じながら広告をつくるんだなと感じ、その部分を表現したいな、と思いました。 その買い物をする抑揚を表紙にしたいな、と。 なので、ずっとご一緒したいと思っていたわたなべろみさんの素敵な筆でそれを表現していただきました。 かわいいです。 帯など、挿絵のイラストはうちのデザイナーの大沼真紀作です。絵がうまいんですー。 中身も全部デザインやらせてもらっています。 目次とかデパート風にしてみたり、細かくこだわっているので、ぜひ見てみてください。 ぜひ、店頭で、amazonでも。