以前デザインさせてもらった、友人である繁延あづさちゃんの書籍『うまれるものがたり』の一部内容が中学の教科書に掲載になったそうです。
光村図書の中学2年生の道徳の教科書とのこと。いくつかの家族の出産風景を撮影した本なんですが、光村図書さん、すごいなー。と思いました。
この内容を中学生に見せていくとは。。。すばらしい、とてもすばらしい。
うちの子が入る中学でもぜひこの教科書を使ってほしいなと思ってしまいました。
(まだまだ未来の話ですが)
最近気に入って仕事中も縫い物中にもヘビロテの、マイカ・ルブテ。
Maika Lobule
アルバム全部いい!
たしか日本とフランスのハーフ。
音がすき。世界観がすき。声がかわいい。顔もすき。
ビジュアル見ちゃうと今時なんだけど、音楽と声だけ聞いてると
シニードオコナー(懐かしい)とか、フェイオン(懐かしすぎる)とか思い出す。
シニードはもっと暗かったから、フェイオンが近いのかな−。
でも、現代的でフランス色があるけど。
なんかいいなー。女子ってなんか自由でいいなーって思う。
2018年末
今年も終わりです。
なかなかこのブログも仕事のことしかアップもできないまま、1年が過ぎようとしています。
今年は、私にとっては本当に忙しい年でした。
7月終わりくらいから一呼吸もつけないくらい忙しく、12月。という感じ。
息子がママ不足で足りなくて足りなくて可哀相だったりする時期を超え、
12月の頭あたりに2週間くらいふっと一息つける週があったのですが、
やはり年末にむけて怒濤の忙しさがはじまり、今日に至る。。
ありがたいことなのです。
そして、毎年ふと考えることは仕事と子育て、生活のこと。
大きな課題。このやり方でいいのだろうか。息子は寂しくないだろうか。私は満足しているのだろうか。
元々ワーカホリックというか、仕事が趣味というか、時間さえあれば永遠にデザインし続けるタイプだったので
会社にいるの大好きというか。でも子供を産んでからそれじゃ、カラダも壊すし、家庭も崩壊します。
それを改める努力をし、逆に、この仕事を続けていけるように、自分で決まりをつくりました。
「週2回は必ず自分でお迎えに行く!」
「寝るときは側にいる!」
「仕事が終わらなかったら、息子が寝てからやる!」
「週末は自分事(ネイルとかジムとか行かない!)をせず、息子とすごす!」
通常だとお迎えなどあたりまえのことだと思いますが、この仕事をつづけていくにはなかなか難しいお題。
毎日18時にはあがれない。親が側にいるわけでもなく、なんとか自分でやるしかない。
奇跡的にすごくよいベビーシッターさんにお願いできていて
代表の方は、今では東京の親戚のように安心感がありいろんな相談にのってくれ、涙、涙。
実際は、3人のシッターさんが交代で、週3日お迎えしてくれ、私が帰るまでお世話してくれています。
息子は全員と仲良し、親戚のよう。みなさん本当にいい方で、感謝感謝。
こんなルールがなんとなくできて3年やってみていますが、
今のところ、うまくいってるのかなー。
息子にとって今の生活はどうなんだろうか。
本当のところはわからないですが、
私にとっては、こどもの成長を感じながら、お仕事ができて幸せだなと思います。
素敵な仕事と出会い、素敵な人達と出会えた2018年でした。
そして、そんな生活を助けてくれている社員にも感謝。
平成も終わるし。
これから3年後の小一の壁はどう乗り越えようかーーー。
もうそんな心配をしています。
(乗り越えた方、どうしたか、教えてほしい!!)
そんなこんな悩みながら精一杯の年でした。
みなさまにとって、素敵な2019年がきますように。
代表 不破朋美
師走
師走ですね。
師走ってすごくすきな言葉なんですよね。なんだかすっごく忙しそうで。
自分もまわりも大慌てな感じがします。
その師走が終わっていく時期に、じっくり1年をかみしめたりするのも
好きな時間の使い方だったり。
自分にとって良い年だったか、家族はどうだったか、社員はどうだったか。
来年は何をしたいか。子育てと仕事のこと。子供の夜更かしと食の不安。などなど、、、
いろんなことを思う師走の終わり。
今日はクリスマスイブ。
息子は今日、サンタが空からやってくることを知りました。
風邪をひきぎみだったので昨日は1日中家に閉じこもっていた分、
今日は朝から公園で大騒ぎ。鼻水垂らしながらキャーキャー。
何度も何度も滑り台をよじ登っては滑り、奇声を発しながら
ブランコに揺られる息子を見ていると、
派手な場所にも行ってないし昼はcoco壱のカレーだけど、
そんな特別じゃないクリスマス休日もいいなーと思うのでした。
(人も少なかったし。)
そして、息子が喜んでいると私もうれしくなります。ニコニコ。
サービス業の原型なのかもしれません。
人が喜んでくれると本当に幸せになります。
そういう仕事がしていきたいなーと思ったりしたイブです。
空気感がうるおう話
最近、緑やお花をあつかうお仕事が続いたので、
打ち合わせなどで、生の花や緑をいただく機会がつづきました。
事務所に生の花や木を飾ると、一変して、うるおいます。
実際の空気もそうですが、何か、空気感も、というか。
切り花が苦手でした。
今はそうでもないのですが、
畑の土の上で咲いているなら寿命を全うできるのに、
切られてしまったら1週間しかもたない命が耐えられなかったというか。
なのですぐドライにするくせがあり、
でも、最近は少しは楽しめるようになり、
それは切り花には、切り花の人生があるんだとわかった気がしたから。
なので、少し楽しもうと花瓶に飾っていたお花が、
今日事務所にいったら、かわりいドライへの道を歩んでいるではありませんか。
これはきっと、妹のしわざです。
きれいに花の種類も分けて、均等に配置してあります。
やっぱり、ドライってキレイ。
ま、理屈をいろいろ言いましたが、ドライの佇まいがきっと好きなんでしょう。
、、、、なんていうことを、
お花ひとつ事務所に来るだけで、いろいろやることが増え、
花を飾り水やりの心配をし、捨てずにおくことに一生懸命になり、人とそれについて語ったりする。
きっとそういう行為が、空気感をうるおわせるんだろう、なんて考えます。
そういう事務所でありたいし、そういう仕事をしていたい、なんてことも考えます。
ミモザのリース
ミモザのリースがやってきました。
レモンイエローと青みがかった緑の葉が、今年の気分。
どうしてもミモザのリースがほしくてつくろうかなと
思っていた矢先に、自宅ちかくの
小さなお花屋さんでタイムリーにゲット。
パウダールームの玄関には、
季節のリースを飾るようにしています。
季節を忘れないように。
お客さまを気持ちよく出迎えられる玄関でいれるように。
さっそく玄関のドア横に。
はなやかで、春を呼ぶ。春を呼ぶ。
母子健康手帳アプリ
母子健康手帳アプリのキャラクター開発と
そのメインビジュアルを担当させていただきました。
その名も「はぐくま」
はぐくむ。とくま。そして、ハグする。をかけています。
試行錯誤いろいろありましたが、
アプリ型の親子のくまキャラが誕生しました。
同じシリーズのアプリは元々愛用していたので、
お話いただいた時は「しってるしってる!」
みたいなミーハー心も動きました。
お仕事を頂いたのは、同じくらいの年の子を持つ
ママでありつつ代理店で働くADの方からで、
本当に同じような時間スタイルで仕事をしているので、
大変さがわかり、本当にいつ寝てるんだってくらい
ディティールを細かくつめていく姿に、
わたしもがんばるぞーーとはげまされました。
そんな忙しいママにこそ、使ってほしいアプリです。
母子手帳持ち歩いてない時に、アプリで確認できます。
ひまわり会監修なので、正式というか、公認のようなアプリです。
わたしもさっそく使ってみました。
広まるとよいなーーー。
2016年の瀬。
納会も終わると、ようやく年の瀬だと感じます。
こどもが生まれてから、忘年会で朝まで飲むなどできなくなり(したいですが)、
夜なかなか飲みにいけない働くママを昼間から呼び、納会なのにママ会みたいなことに毎年なる納会。
恒例のMOMOEさんのオーガニックケータリングが、相変わらずピカイチ美味しい。
木箱で届く姿もまた美しいのですが、キレイな幾重にも重なるお野菜が見た目もキレイで、
それがまた、味もホントにおいしくて、参ったなーとか思いながら紫キャベツをばくばく食べ、
結局みんな仕事終えられなくかわいそうだったりし、
なかなか都合が合わなかった方もいますが、三宅さんやあおちゃん、仲田さんとたいがくん。
久保田さんも沖縄から直行。
土肥くんもたんぽぽの皆んなと顔出ししてくれて、ありがとう。
ウチの子たちも急ぎで再入稿が!と焦りながらも、オールフリーくらいは堪能。
トキオは、しめたとばかりに常に何かを食べまくってました。
みなさん今年もおつかれさまでした。来年もよろしくです。
個人的にですが、今年は激動の年だったんです。
冬に母が亡くなるという絶望からなかなか抜け出せず、
きっと笑顔で過ごしていましたが、
きっとずっと泣いていました。
気丈にふるまえる自分が嫌いで、なのに1人になると、全てが絶望で包まれていました。
正論を言う母だったらこんな風に落ち込んでいる私に
一発、激を飛ばすだろうと思いながらも。
今もまだ、信じられない。の一言ですが。
そして、冬、祖母が亡くなり2回目の葬儀を終えました。
激動でした。
今年、世界が一変した気がします。
死がこわくてこわくてたまらなかった年。
いままであたりまえにあったものがなくなるとわかった年。
ただ、今は、生きていること、働くこと、デザインすること。
すべてが家族のためだとわかった年にもなったと感じています。
そんな年が終わろうとしています。
なので、今年前半の記憶が曖昧でして、
ご連絡くれていた方に返信していないなどあるかもしず、
いろいろご迷惑をおかけしていたらすいません。
母のためにも、祖母のためにも、
よいママでいられるように、よいデザインをしていきたいなと思っています。
これにこりず、来年もまたPOWDER ROOMをよろしくお願いいたします。
来年もみなさまにとって良い1日1日が訪れますように。願いをこめて。
酉の市2016
酉の市。
今年も行ってきました。
ここ何年か同じお店に行っています。
須賀神社の四谷。
いきの良いおばあちゃんとおねえさんが仕切っています。
最近は、使う素材が安っぽい店も多いのですが、
ここはちゃんとしめ縄や、ちりめんを使っていて、やっぱり見た目が良いんです。
今年は個人的にですが、喪に服している年だったので、
小さくする説もあったりし、どうしようかなーと思いながら赴いたのですが、
このおかめにしめ縄が巻き付いている熊手を見たら、
大きさとか関係なく、もぅこれだ!という感じで、即買い。
喪に服す気分と同調して、あまり飾らない素敵な今年の熊手。
お店のおばあさんも「実はうちらもこれが一番好きなのよ〜」って言ってました。
なんともかわいいしね。
それでも、このしめ縄は、ほどけば3mもある大物。
けして地味ではないのです。
地味にすごい。(なんかのドラマのような、、、)
それにしても、酉の市は粋です。
買い方を伝授しましょう。
ほしい大きさやデザインを決めます。
最初はかなり小さいものからスタートでよいと思います。
それが決まったら値段を聞きます。
そして値引きをするんです。
そして値段が決まったら、なんと!
そのまけてくれた分を“ご祝儀”として渡すんです。
結局、元値を払うわけですが、
ご祝儀を払うことで「旦那」気分を味わい、そして、
「パウダールームさんの商売繁盛を願いましてぇ〜、、、よ〜おっっ!」
周りのお客も巻き込んで、3本締めを威勢良くしてもらった日には、
本当に肩から何かが飛んでいった気分になりました。
こういうことも、風習のようなものですが、大切なだなぁと思います。
お金の話ではなく。
生活。
生きて活き活きすること。
そんな感じ。
紫陽花 アナベル
今年は、真っ白な大きなアナベルが咲きました。 去年は前の年の冬に、枯れたアナベルを整えていたら、 どうも一緒に芽を摘んでしまったみたいで、1輪も咲かなかったんです。 アナベルは切っても咲くと聞いていたのですが。 だから去年の冬は、枯れた茎を切りたくなる衝動をがまんしがまんし、 ほおっておいたら、キレイな花をつけてくれました。 いじりすぎないことも大事なんですね。 なにか教訓な気もします。笑 紫陽花は、花言葉は「浮気」「高慢」など、なんだかネガな印象が多く、 花を飾ると婚期が遅れるとか言われる花ですが、 わたしも結婚前、ドライフラワーをよく飾っていましたが、たしかに婚期は遅かったかもしれませんが(笑 でも結婚したので、まあまあOKとしましょう。 大好きな花のひとつです。 陽があまりあたらなくても咲いてくれる強さとか、 一見大輪なのに、実は可憐な小さい花の集合体であるだけ、とか そんなところも、なんてかわいい花なんだろうと思います。 ドライフラワーにしたときの可憐さもひときわ。 ザワザワしたフワフワなドライフラワーで、なんとも言えない可憐な雰囲気を作ります。 さらに、このアナベルは、 白さもピカイチなんですが、花がちょっと華奢でなんだか美しい花です。 じめっとした空気の中、青っぽい深い緑の葉をつけ 凜と咲く真っ白な花が素敵です。 そしてアナベルの花言葉は「ひたむきな愛」だそうです。 いいですね。ひたむきな愛。 派手じゃないけど、純粋な感じがして。 わたしも人生や、デザインにたいして、ひたすら純粋でありたいなと思います。 なかなか難しい。 本当に難しい。でも本当に難しいことなのか?とも思います。 きっとひたむきに愛をそそいだら、 アナベルみたいに美しいものができるのだろうと思います。