散歩がてら神保町まで歩いてたら、
久しぶりにいいラーメン屋みつけました。
「二代目 つじ田」お茶の水店。
神田神保町と淡路町の間くらいのお店。
口コミで★3.5のお店の中でも、すだちを使っていて、
なんとなく気になったので、足をのばしてみました。
お店はドアもひらきっぱなしで、立ち食い蕎麦屋のような雰囲気。
でもなんだか、凛としてる。
おすすめのつけ麺を頼んでみました。
豚骨だけど魚介も鶏ガラもいろいろ入っている奥深い味。
ちょっと衝撃のおいしさ。
すだちがついているけど、トッピングですだちを追加すればよかったというくらい決め手かも。
他に、黒七味がテーブルにあり、これもすごいおいしい。
お店の雰囲気もけっこう考え深い。
神保町という土地柄もあると思うけど、
昔、江戸っ子は、蕎麦をこういう風に食べていたんじゃないかと。
藤枝梅安の映画のような、ゆげでもうもうとしたカウンターの中では、
調理の音と、客の食べる音と、威勢の良いかけ声だけが聞こえて、ピリっとした雰囲気。
今のラーメン文化は、やっぱり江戸文化を引き継いでるものなのだろう、と思う。
冗談じゃなく、本気でそう思うんです。
魚介ベースで、野菜やいろんなものを煮込んだスープって、
フランス料理のスープドポワソンと同じ。それくらい複雑なスープ。
ラーメンってどこかジャンキーだから、サブカルっぽいけどね。
実際そうだし、そこがいいという感じもあるし。
なんだかいいお店みつけちゃったな〜 ふふふ。