ゲンズブール

今日は、飯田橋のギンレイホールに、

「ゲンズブールと女たち」を見に行きました。

フランスのシャンソンを、POPにして芸術にしたような音楽は良く聞いていたし、

ブリジット・バルドーと噂があったことや、

ジェーン・バーキンと結婚していたことや、

娘がシャルロット・ゲンズブールだということは知ってたけど

実際は何者なの!?かと。

フランス映画が見たい気分だったりもしたんだけど。

 

感想としては、セルジュ・ゲンズブールは、

今にもつながるフランス文化をつくったような人だった。

ホントにダメダメな女好きなんだけど、

だからこそ、あの世界観が生まれたんだな〜と。

あとは、ゲンズブール役と、ブリジット・バルドー役が

本人そっっっっくりで、びっくり。

映画自体も、とてもアートで面白かった。

大好きなギンレイホールで見たというのも、影響してるかもしれないけど。

しばらくまたゲンズブールの音楽にはまりそうだぁ。

 

アサヒ レッドアイ

アサヒビールからレッドアイが発売〜

電車の窓上ポスター、つくりました!

ポルトガル産のトマトが中心らしく、トマト果汁20%も入ってます。

なんだか体によさそうだ〜

広告つくる前に飲ませてもらったけど、

お店で飲むトロトロしたレッドアイとは違い、さっぱりカクテルにしあがってます。

トマトの風味も残ってておいしい。世界初の技術らしい。

自分がつくった広告で商品が売れるとうれしいから、さっそく購入してみるぞぅ!!

 

デザイン 不破朋美 パウダールーム

須賀神社のお祭り

  

6月の1.2.3は四谷の須賀神社のお祭りでした。

小さい神社だけど、なんだかちゃんとしたお祭りなんです。

ちゃんとしたというのは、地元の人がキチンと参加しているから。

神社の中では、中高生が待ってましたとばかりに集まり、

女の子は浴衣なんかきちゃって楽しそう。

舞台もあり、こどもたちが和太鼓をたたいたり、演舞する人がいたり。

夜はおきまりのカラオケ大会。この地域の人がキチンと参加してるんです。

御神輿も地域ごとに別々にあり、それぞれが須賀神社を目指してゆっくりと

わっしょいわっしょい。

行くと別においしいわけでもないものもおいしいし、

ほしくないものもほしくなる。

なんだかいいね。お祭りって。

はごろもジャスミンの香り

自宅の庭は、2つの塔の通路になっていて、

そのサイド面はツタの壁になっている。

なかなか下の方は育たないんだけど、上の方は花まっさかりで、

はごろもジャスミンも満開。

小さい庭だから、ジャスミンのいい香りで満載でめろめろです。

通路にでるたび、鼻がにおいをかぎたくて、むずむず動く。

映画の「パフューム」の主人公の鼻のよう。

 

鼻って、花の香りをかぐためにあるんじゃないかな〜

と真剣に思ってしまう。おなじ「はな」だしねぇ。

 

そんなことを考えるくらい、いいにおいだな〜

やっと暖かくなってきた。

二代目 つじ田

散歩がてら神保町まで歩いてたら、

久しぶりにいいラーメン屋みつけました。

「二代目 つじ田」お茶の水店。

神田神保町と淡路町の間くらいのお店。

口コミで★3.5のお店の中でも、すだちを使っていて、

なんとなく気になったので、足をのばしてみました。

お店はドアもひらきっぱなしで、立ち食い蕎麦屋のような雰囲気。

でもなんだか、凛としてる。

おすすめのつけ麺を頼んでみました。

豚骨だけど魚介も鶏ガラもいろいろ入っている奥深い味。

ちょっと衝撃のおいしさ。

すだちがついているけど、トッピングですだちを追加すればよかったというくらい決め手かも。

他に、黒七味がテーブルにあり、これもすごいおいしい。

 

お店の雰囲気もけっこう考え深い。

神保町という土地柄もあると思うけど、

昔、江戸っ子は、蕎麦をこういう風に食べていたんじゃないかと。

藤枝梅安の映画のような、ゆげでもうもうとしたカウンターの中では、

調理の音と、客の食べる音と、威勢の良いかけ声だけが聞こえて、ピリっとした雰囲気。

今のラーメン文化は、やっぱり江戸文化を引き継いでるものなのだろう、と思う。

冗談じゃなく、本気でそう思うんです。

魚介ベースで、野菜やいろんなものを煮込んだスープって、

フランス料理のスープドポワソンと同じ。それくらい複雑なスープ。

ラーメンってどこかジャンキーだから、サブカルっぽいけどね。

実際そうだし、そこがいいという感じもあるし。

 

なんだかいいお店みつけちゃったな〜 ふふふ。

かぐれ春夏

かぐれの春夏カタログがあがりました。

太陽がそだてる。

そんな洋服や雑貨をかぐれでは扱っています。

今回は、イギリスのウェールズでの展示用にバイリンガル。

このカタログも海を渡り、ウェールズに行ったようです。

かぐれ

めいじ ボーノチーズ

明治のボーノチーズが、ついに全国発売に!!

明治ボーノチーズ

生産がまにあわないくらい、好調らしいです。

タレントはトリンドルで、

かおが小さくて、ボーノの袋が大袋に見えました。(本当です)

CMにも出てるいろんなキャラの人がとっても良くて、

グラフィックもそれぞれのキャラが最大限にいきてるポーズです。

すごい楽しいあがり。and、わたしの手書き満載です。

 

ecute GW!!

ecuteでGWキャンペーンやっています。

イラストは宮野 耕治さん。なんとも楽しそうなイラスト。

よくよく見ると、ゲッツしている駅長がいるので探してみてください。

 

文字について

文字を扱うのは難しい。

文字ひとつでデザインが決まる。

ピタッとはまる書体を選べたりタイポをつくれると、すっごくいいデザインになっていく。

文字が世界観をつくると言ってもいいくらい。

 

25か26歳くらいのとき、友達と『映画感染』という雑誌を作っていて、

表紙タイトルのロゴがうまくいかなくて、店頭で見るとはずかしくて、はずかしくて。

これまた『映画感染』って、漢字ばかりで、へたすると中国雑誌っぽくなるし、

邦画がとても勢いのあった時で、表紙は2号目の村上淳さんをはじめ、松田龍平くんとか

若い役者さんたちが無料で出てくれて、カジュアルで若い人たち向けの雑誌なのに、下手でなかなか上手くいかない。

くやしくてくやしくて。

なので、しょっちゅうタイトルロゴを変えてた。

仕事の合間は、ひまさえあれば『映画感染』のロゴづくり。ロゴづくり。

12号くらいまでつづいたけど、3回ロゴを変えたな〜(笑

でも、最後のロゴに変えてから、置いてくれる書店も増えて、

青山ABCや渋谷のLOGOSにも平積みされたりし始めてて、雑誌として認識されるようになれた。売り上げもよくなった。

もちろん中身もやっていくうちにどんどん充実してきたので、タイトルだけのことではないと思うけど、

タイトルイメージは大事な大事な要素なんだと思った。

実際、店頭で並んでいるのを見て、ふるえるくらい(笑)恥ずかしい思いをしたりしたのもよかったのかも。

それで何度も文字を扱っていると、文字のことが少しづつわかってくる。

文字にも絵と同じように、本当に表情があるから。

ロゴはいっぱいつくるべきだと思う。

ひとつつくるごとに、ひとつ文字のことを知っていける。知ればうまくなれる。

 

今も、文字がうまくなりたくてしょうがない。

仕事がくると、キャッチコピーが楽しみ。合う書体を選ぶのもウキウキする。

どんなものを作れば合うかを考えるのが楽しい。

 

映画感染。今見ると、まだまだはずかしい部分もいっぱいあるけど、

若いときにがんばった感じがして、今みてもういういしくて、なんか、いい。